福智町

福岡県 · · 市区町村コード: 40610

基本情報

市区町村コード
40610
都道府県
福岡県
区分

福智町とは|炭鉱閉山と再建団体を経た筑豊の町・上野焼の里

上野焼の常設展示

上野焼の常設展示(福智町立図書館)。福智町を代表する伝統的工芸品。

人口2.1万人、福岡県中央部・筑豊の北東端に位置する福智町。町名は北東部にそびえる 福智山(標高 901m) から取られ、福岡市の東約 45km・北九州市の南約 35km という両都市圏の中間に位置します。2006 年 3 月 6 日に金田町・赤池町・方城町の 3 町が対等合併 して発足。旧赤池町は 1992 年に財政再建団体に指定 されたことで知られ、炭鉱閉山後の旧産炭地が抱える厳しい財政条件を体現する町です。それでも、伝統工芸品 上野焼(あがのやき) の里として、第二次産業比率 29.3% と相対的に厚い製造業基盤を保ちます。

上野焼の里 — 伝統工芸品の集積する筑豊の窯場

福智町の独自性は、筑豊の旧産炭地でありながら 上野焼(あがのやき) の窯場が現在も町域に密集している点にあります。福岡県の伝統的工芸品 上野焼 は、桃山〜江戸初期から続く陶磁器で、町内には複数の窯元が現在も操業。九州日立マクセル赤煉瓦記念館 など近代産業遺産も町内に残り、マクセル九州事業所 が現代の主要な工業集積を担います。上野峡の白糸の滝福智山中腹の虎尾桜 といった自然資源も豊富で、伝統工芸・近代産業遺産・自然景観の三層が、筑豊の小さな町に同居する構造です。

旧赤池町の財政再建団体指定 — 炭鉱閉山後の自治体財政の難しさ

財政面でも、福智町は筑豊の旧産炭地として特異な歴史を背負います。財政力指数 0.26 は全国の市町でも特に低い水準で、合併前後を通じて 0.25〜0.29 のレンジに張り付いた厳しい構造。旧赤池町は 1992 年に財政再建団体(旧自治法に基づく)に指定 された自治体で、炭鉱閉山後の人口流出と税源喪失に長く苦しんだ歴史を持ちます。三菱方城炭鉱 をはじめ複数の炭鉱で支えられた経済が、平成期を通じて完全閉山。65 歳以上比率 37.7% という重い高齢化のなか、平成筑豊鉄道伊田線 の 6 駅が地域交通の生命線として残っています。

この街の風景

福智町役場

福智町役場。2006年に金田町・赤池町・方城町が合併して発足した筑豊の町。

エリアの顔

  • 旧金田町(北西部、町役場と中心市街地)
  • 旧赤池町(中央〜東部、北九州都市圏の 10% 通勤圏)
  • 旧方城町(南部、福智山麓)

観光・文化資源

  • 上野焼(あがのやき、福岡県の伝統的工芸品)
  • 福智山(標高 901m、町名の由来)
  • 上野峡・白糸の滝
  • 虎尾桜(福智山中腹)
  • 九州日立マクセル赤煉瓦記念館(近代産業遺産)
  • 伊方古墳(古代の石室を持つ古墳)
  • 平成筑豊鉄道伊田線(町内 6 駅)

歴史 旧 3 町はそれぞれ別の時期に町制を施行 — 金田町(1916 年)、赤池町(1939 年)、方城町(1956 年)。明治以降は 筑豊炭田 の一角として 三菱方城炭鉱 など複数の炭鉱が操業し、戦後の高度成長期にかけて経済の主軸を担いました。エネルギー革命と炭鉱閉山で財政が悪化、1992 年に旧赤池町が財政再建団体 に指定。2006 年 3 月 6 日に 3 町が対等合併 して福智町が発足、町名は北東部にそびえる 福智山 から取られました。IKKO(メイクアップアーティスト)の出身地でもあります。


※本記事は、e-Statの公的統計データとWikipediaの事実情報を編集して作成しています。詳しい制作プロセスは編集方針をご覧ください。

  • データ出典:e-Stat (statsDataId 0003448299 / 0003450542 / 0003172920)
  • 受入実績:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」令和6年度実施分
  • 参考:Wikipedia 福智町
  • 画像:
    • 上野焼の常設展示(福智町立図書館)。福智町を代表する伝統的工芸品。 — Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
    • 福智町役場。2006年に金田町・赤池町・方城町が合併して発足した筑豊の町。 — アラツク / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
  • 更新日:2026-05-16

人口動態

人口推移

取得日: 2026-05-10T14:52:15+09:00 · 次回更新予定: 令和7年国勢調査(2026年公表予定)

2020年(取得値)

21,398

現在のデータソースは単年スナップショットのみ提供。複数年の時系列表示は 次回更新以降に拡張予定。

出典:総務省統計局「国勢調査」 (stats_data_id: 0003448299)

年齢3区分別人口

取得日: 2026-05-10T14:52:17+09:00 · 次回更新予定: 令和7年国勢調査(2026年公表予定)

出典:総務省統計局「国勢調査」 (stats_data_id: 0003448299)

産業構造

取得日: 2026-05-10T14:52:18+09:00 · 次回更新予定: 令和7年国勢調査(2026年公表予定)

出典:総務省統計局「国勢調査」産業大分類 (stats_data_id: 0003450542)

財政状況

取得日: 2026-05-10T21:23:58+09:00 · 次回更新予定: 翌年度公表

対象年度
2018年度
財政力指数
0.26

財政力指数の推移

出典:総務省「地方財政状況調査」 (stats_data_id: 0003172920)

ふるさと納税

受入額・件数の推移(直近 10 年)

取得日: 2026-05-12 · 次回更新予定: 令和8年度実施分(2026年7月頃公表予定)

受入額

受入件数

直近 10 年(平成27年度〜令和6年度)を表示。原データは 17 年分(H20〜令和6年度)あり、JSON にすべて保存。

出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」

寄付金使途内訳(令和6年度)

取得日: 2026-05-12 · 次回更新予定: 令和8年度実施分(2026年7月頃公表予定)

寄付者が選べる使い道のうち 10 分野に、 合計 4,170 百万円 (313,329 件)が充当されました。

主な充当事業(令和6年度)

  • 子ども・子育て応援事業 50,473,000 円

    保育料及び副食費、乳幼児医療を町独自施策として無償化することで、福智町の将来を担う子どもたちや子育て世帯の支援を行うもの。

  • 移住・定住促進事業 13,476,000 円

    町内外の方に向けて新築や中古物件の購入に対して奨励金を補助することで移住・定住促進を行うもの。

  • 図書館・歴史資料館事業 94,842,000 円

    読書等を通して創造力や教養磨く場として提供を行うことで、福智町の将来担う人材の育成につなげるもの。

出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」(使途別寄附金活用状況)

使える補助金・助成金

取得日: 2026-07-05T03:55:55+09:00 · 次回更新予定: 週次更新(毎週日曜)

全国対象の補助金 78 件

出典:Jグランツ 公開API(デジタル庁)

出典・データ更新について

本ページに掲載のデータは以下の公的統計を参照しています。最新の原データは出典元をご確認ください。